人形浄瑠璃文楽『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』諏訪公演
諏訪大社と諏訪湖にゆかりある人形浄瑠璃文楽の演目『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』が舞台となる諏訪の地で10月10日(火)、11日(水)に上演されます。
『本朝廿四孝』は越後の上杉(⻑尾)謙信と甲斐の武田信玄の宿命の対決として名高い川中島の合戦を描いた作品で、全5段の中でも特に人気が高いのが謙信の娘・八重垣姫の情熱的な恋を描いた『奥庭狐火の段』です。武田家の⻑男、勝頼に恋した姫が「諏訪法性の兜(かぶと)」の霊力に助けられ、凍った諏訪湖を翔け抜ける一大スペクタクル!奇想天外な魅力にあふれる物語を国立文楽劇場で活躍する演者たちが珠玉の芸で魅せます。
サブプログラムとして、地域の伝統芸能「御諏訪太鼓」の演奏や、真言宗智山派に伝わる雅な仏教音楽「声明」、文楽の解説と体験、諏訪湖の御神渡り神事を司る八剱神社・宮坂清宮司と吉田勘彌氏らによる特別対談も実施します。また、江戸時代の文楽衣裳を日本茜と藍で染めた京鹿の子絞りで再現した貴重な衣裳も披露されます。
一般チケットは9月1日(金)午前9時から販売を開始します。
物語の舞台となる場所で『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』をぜひお楽しみください。
■ SUWA×文楽 2023 『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』公演概要
【開催日時】
◎2023年10月10日(火) 開場:17:00 / 開演:18:00 (終了予定:20:00)
◎2023年10月11日(水) 開場:17:00 / 開演:18:00 (終了予定:20:00)
【会場】照光寺光明閣 (長野県岡谷市本町2-6-43)
【公演内容】
◎人形浄瑠璃文楽『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』公演
◎ワークショップ(人形の説明、実際に動かしてみる体験)
◎声明(仏教音楽) 10日/ 御諏訪太鼓 11日
◎特別対談:10日:鶴澤清志郎(長野県出身)・吉田簑之(長野県出身)×八剱神社宮司・宮坂清
11日:文楽座人形遣い・吉田勘彌×八剱神社宮司・宮坂清
【技芸員】
豊竹芳穂太夫 義太夫
鶴澤清志郎 三味線 (長野県出身)
鶴澤清允 三味線
吉田勘彌 人形:八重垣姫 主遣い
吉田簑太郎 人形
桐竹勘次郎 人形
桐竹勘介 人形
吉田簑之 人形 (長野県出身)
桐竹勘昇 人形
豊松清之助 人形
■一般チケット販売
【販売開始】9月1日(金)午前9時〜
【料金】 一般 5,000円 全席自由
【販売場所】オンラインストア https://shiki-silk.stores.jp/
照光寺/ぎん月/笠原書店(直接購入)
【問合せ】:0266-22-2314(照光寺)
■鑑賞券付き宿泊ツアー <発売中>
特別席で鑑賞「本朝廿四孝」と「SUWA×文楽」特別体験2日間
【主催】一般社団法人大昔調査会
【共催】諏訪神仏プロジェクト協議会/照光寺檀徒総代会
【後援】諏訪地方観光連盟 / 笠原書店 / 信州しもすわ温泉ぎん月
【企画協力】TINTt株式会社
【支援】信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)
令和5年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業